ELTRES実証実験プログラム体験!~営業みずから参加し、データを取ってみました~

ELTRES実証実験プログラム」は、ELTRES通信を使ったPoC(概念実証)をサポートするお得なパッケージです。今回は、この実証実験プログラムに営業みずから申し込み、実証実験を行いデータ取得した際のレポートをします。


実証実験プログラムの流れ

今回の実証実験プログラム体験は、次のようなスケジュールを想定し実行しました。

実験当日のタイムスケジュールは次の通りです。


トラッキングの実証実験プログラムの概要

今回は、運送業におけるIoT活用を考え、「トラッキング」データを取得する実証実験を行いました。

端末を人、車両、荷物の側面や、荷物の中に取り付け、地図アプリケーションで位置情報やRSSIを確認します。

実験の詳細は次の通りです。

①配達員のベルトに端末を装着し位置情報を確認する
②車に端末を設置し、位置情報を確認する
③荷物の中に端末を入れ位置情報を確認する
④荷物の側面に端末を取り付け、位置情報を確認する

(左)①配達員のベルトに端末を装着し位置情報を確認する
(中央左)②車に端末を設置し、位置情報を確認する
(中央右)③荷物の中に端末を入れ位置情報を確認する
(右)④荷物の側面に端末を取り付け、位置情報を確認する

仮説

運送業におけるIoT活用の実証実験の実施にあたり、次の仮説をたてました。

配達員または荷物の位置情報を事務所で把握できれば、効率的な配送が可能になる。また、ユーザーがそれらの位置情報を確認できれば、サービスレベル向上へつながる。

実験のゴール

実験のゴールは、次の2つに設定しました。

・ELTRESを運用し人体、車両(高速移動体)で納得のいく位置情報の取得ができる
・荷物のトラッキングが成功し、トリガー検知が運用上可能であることを確認する

ELTRESの特徴である長距離通信とそれによるエリアカバー範囲の広さを確認することも含め、関東近郊を除いた郊外でのテストを行うことにし、岐阜県大垣市で実施することになりました。


トラッキングの実証実験プログラムの結果

さて、トラッキングの実証実験の結果を見ていきましょう。

① 配達員のベルトに端末を装着し位置情報を確認する

こちらが、大垣市周辺を荷物を持って徒歩で移動した際、Webアプリケーションで、配達員に取り付けた端末の移動履歴を表示させた図です。想定ルートがしっかりと取得・記録できていることがわかりました。

②車に端末を設置し、位置情報を確認する

こちらは端末に両面テープを取り付け、車のダッシュボード上に固定して大垣市周辺から車両を移動させた際、Webアプリケーションで端末の移動履歴を表示させた図です。しっかりとルートが取得・記録できていることがわかります。

③荷物の中に端末を入れ位置情報を確認する

段ボールの中に入れた端末のデータも、100%取得できており、通信の信号強度を表すRSSI平均値も良好な結果となっていることがわかります。

④荷物の側面に端末を取り付ける

最後に、側面に端末を取り付けた荷物を落とし、衝撃を受けた際に、端末の加速度センサーがトリガー送信を発砲したことも確認できました。

以上の実証実験から、人体、荷物、車両に取り付けた端末から、位置情報のトラッキングを問題なく行えることがわかりました。


実証実験の後の流れ

実証実験の後は、その結果を踏まえ、本番導入のための準備を進めていきます。

今回の実証実験の結果からは、人体、車両、荷物のトラッキングはおおむね想定の範囲であることがわかりました。

ただし、次のような気づきがありました。

  • 落下・衝撃検知に関して、不用意にアラートがなってしまうとお客様の不安をあおることになる側面もあるため、設定値の調整が必要。
  • 位置を確認するだけではなく、荷物の状態を見れるよう温度センサーを取り付ける。
  • アプリケーションはある区間・地域・市町村・県を出た段階でアラートがなるようジオフェンス機能を取り入れたい。
  • 日報や車の稼働率などをデータとして取り込み、既定のフォーマットで出力できるようにしたい。

いずれも実証実験をしたからこそ見えてきた課題です。こういう場合、ELTRESを使ったIoT実証実験を検討しているお客様に対し、ソニーネットワークコミュニケーションズでは課題解決を総合的にサポートする仕組みが整っています。


実際にかかった実験費用

今回の実証実験のためにかかった費用は以下の通りです。

項目 単価(円) 数量 小計(円)
実証実験プログラム メニューA 8,200 4台 32,800
実証実験プログラム メニューB 1,800 1アカウント 1,800
合計 34,600
メニューA:ELTRESセンシングユニット+ELTRES通信回線【8,200円/1台】×4
メニューB:WEBアプリケーションのアカウント【1,800円/アカウント】

なお、実証実験プログラムは4ヶ月単位での契約となるため、その範囲内で実証実験を行えばそれ以上の費用が発生することはありません。

今回の実証実験プログラムでは、これらを組み合わせた34,600円に加え、交通費や宿泊費、レンタカー代等の諸経費がかかりました。

また、オプションとして、レポート作成も1レポート50,000円のサービス価格にて用意されています。レポートサービスの詳細はこちら(https://iot.sonynetwork.co.jp/service/eltres/campaign07/)で説明しています。

公開デモ資料は「実証実験プログラムを活用したデモンストレーション【位置のトラッキング】 は下記からお申込みください。

お問い合わせフォーム

ぜひお気軽に実証実験プログラム(https://eltres-iot.jp/program/)についてお問い合わせ・お申し込みいただければと思います。


最後に

ELTRESは安定通信・長距離伝送・低消費電力・高速移動体対応・GNSS標準搭載の特長を生かして様々な業界でご活用いただいております。

【活用例】
・物流:移動車輛の監視
・環境モニタリング:溜池の水位監視
・インフラ監視:街路灯の電力監視と設置位置管理
・農業・畜産:放牧牛のトラッキング
・人の安全みまもり:CO2センサで「3密」を検知
・スポーツトラッキング:アドベンチャーレースでのトラッキング
・IoTプラットフォーム:温湿度、不快指数、安全管理、物流管理、獣害被害対策、見守り等

「興味がある」から「実際に活用方法を検討している」までどの段階でも構いません、お客様のご希望に合わせてお話しさせていただきます。
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